今木清志ブログ

“声で届ける“アイドル力”
3つのラジオ出演で見えた核心

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声で届ける“アイドル力”
3つのラジオ出演で見えた核心



ページから“声のステージ”へ



『アイドル力講義』の発売直後、
私は3つのラジオ番組に出演しました。

活字では伝えきれない体温や間合い、
そして相手の反応を受けながら考えが広がっていく感覚。
“声のメディア”は、まさにもうひとつのステージ。

今回は、その3つの番組での対話を振り返りながら、
“アイドル力=人を元気にする力”という言葉が、
どのように広がっていったのかをお伝えします。

FM福岡「Hyper Night Program GOW!!」
──夕方のドライブに流れる、熱量と共感の時間



JR博多シティのサテライトスタジオから生放送される、
夕方の人気番組「GOW!!」。
黒川修さんと田代奈々さんがテンポよく繰り広げるトークは、
聴く人の日常に寄り添いながら、
ときに深く、ときに明るく、
福岡の空気をそのまま伝える番組です。

Hyper Night Program GOW!!

この日が3度目の出演でした。
田代さんは
「本の言葉を元気がほしいときに読み返しています」
と話してくださり、黒川さんは
「アイドルを通じて、
人が社会で生きる力を描いた“人生の本”ですね」
と言ってくださいました。

「“アイドル力”は“人間力”の言い換えでもあると思います」
と私が応じると、
スタジオに温かな空気が広がりました。

「西短MP学科さくら組」リーダー・松田百音が
「将来はラジオパーソナリティを目指している」
と語ると、
お二人がその場で「じゃあFM福岡で!」
と声をかけてくださり、
まるで“公開スカウト”のような瞬間が生まれました。

現場で交わされた言葉のひとつひとつが、
“声でつながるアイドル力”を感じさせる時間でした。

KBCラジオ「PAO〜N」
──午後のひとときを彩る、人生談義としての“アイドル力”



平日の午後1時から放送される「PAO〜N」は、
沢田幸二さんを中心に、
曜日ごとに個性豊かなパーソナリティが登場する長寿番組。
「午後の元気」を合言葉に、
生活の中に笑いや発見を届けてくれる
“福岡の午後の顔”のような存在です。

KBCラジオ「PAO〜N」

この日もスタジオには明るい笑い声が絶えませんでした。
松村邦洋さんとのドラマ時代の思い出話から始まり、
「西短MP学科さくら組」メンバー・つむぎが
「日常から周りを笑顔にできるアイドルになりたい」
と語ると、元LinQの深瀬智聖さんが
「ネガティブな日々も成長の糧になる」
と優しく応えてくれました。

松村さんは
「アイドルって、人との関係を大事にすれば、
ちゃんと返ってくる仕事なんだよね」
と話され、私は
「教室で教えている“コミュニケーションの型”も、
まさにそこにつながっています」
とお答えしました。

“人と関わる力”の大切さを、
笑いと温かさの中で改めて感じたひとときでした。

CROSS FM「BAD KNee RADIO!!」
──学びと現場が交わる、福岡発の音楽の現場から



毎週木曜夜8時からの「BAD KNee RADIO!!」は、
音楽プロデューサー松隈ケンタさんがDJを務め、
“音楽の街・福岡”をテーマに、
アーティストを積極的に紹介する番組。

この日は、松隈さん、
Girls be bad(GBB)のりんかさん・あやかさん、
そして私と、「西短MP学科さくら組」リーダー
松田百音が出演しました。

─学びと現場が交わる、福岡発の音楽の現場から

“MP学科からGBBにデビューしたりんかさん”、
“そのきっかけをつくった松隈さん&私”、
“次の世代として学んでいる百音”が
同じスタジオにそろったことで、
まるで「三世代トーク」のような
温かい空気になりました。

百音が「さくら組として学んだことを活かして、
将来は誰かを笑顔にできるようになりたい」
と語ると、りんかさんが
「MP学科で学んだ“基礎”が
今の活動の支えになっています」
と応えました。

学びとプロの現場がつながる、
その循環の中に“アイドル力”の実践を感じました。

声がつないだ“人を元気にする関係”



3つの番組を通して、
共通していたのは「人を元気にする関係」でした。

FM福岡では、言葉の力を日常の中に見出すこと。
KBCラジオでは、人との関係の中で成長していくこと。
CROSS FMでは、学びと実践が往復すること。

それぞれの場所で、
“アイドル力”が形を変えて息づいていました。

人を元気にする関係

ラジオは、声で人と人をつなぐメディアです。
声の温度、空気の流れ、言葉にこもる思いの中に、
“アイドル力”の本質
「誰かを元気にする力」
が生きているのだと感じました。

ページからステージへ、ステージからラジオへ。
形を変えながら、これからも“声のステージ”で
アイドル力を伝えていきたいと思います。

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